cipher /w:<ドライブ名> でファイルを完全した後、EaseUS Data Recovery でリストアしたら、小さなファイルが復元可能なことに気が付きました。
原因がどうしても分からず。もしかしてメモリに残っていて、それを元にリカバリする?Windows を再起動してもリカバリできてしまうので該当せず。
色々悩みましたが、ついに理由は分かりました。MFT(Master File Table)が関連していました。
理由はこちらです。
cipher でファイルを完全消去しても 1000バイト程度のファイルが復元できる理由
cipher /w 以外にも sdelete ツールや CCCleaner でファイルを消去することが可能です。調査した結果 CCleanerが優れている点があることが分かりました。
削除したファイルを完全消去する(ゴミ箱からも削除)
sdelete は古くからある Windowsのツールです。sysinternal社が開発しました。cipherと比較して sdelete は回数を指定できるのがメリットの一つです。
cipher コマンドのオプションはこちら。本来は暗号関連のコマンドですが、/w によりファイルの削除が可能です。/wを指定すると他のオプションはすべて無効になりますね。
ファイルを完全に消去するする cipher コマンドオプション